コスワースのマーク・ギャラガーが、F1第3戦マレーシアGPを振り返った。マーク・ギャラガー「マレーシアでヴァージン・レーシングが初めてレース完走を記録したことを非常に嬉しく思っている。我々は、すべてのコンスワースを搭載するチームと同様、パワー出力に影響を与えずに燃費を節約するための柔軟性を提供するために彼らと密接に取り組んできた。素晴らしいレースをしたルーカスとチームをお祝いしたい」
「ニコ・ヒュルケンベルグも初めてのチャンピオンシップポインイトを獲得して、ウィリアムズ・コスワースのチャンピオンシップポイントを伸ばすためによくやってくれた。HRTが2台とも最後まで走り、ロータス・レーシングが彼らのホームイベントで完走を既得したことも素晴らしかった」「4チームのエンジン変更スケジュールをみれば、我々は現在、プログラムの異なるフェーズへ移行している。いくつかのエンジンはレースで使われ、今はプラクティスセッションのみで使用されている。レース週末の間に累積で2,000km近く走行したエンジンもある。これはCA2010の耐久性だけでなく、エンジンが経験した全体的な経験という点で非常に有益な情報を提供してくれる」「我々のチームは絶えずパフォーマンス向上やインストレーションの改善のために努力しており、CA2010のパフォーマンスを最適化するためのジョブリストが常に上がってくる。エンジンはホモロゲートされ、開発は制限されているが、エンジンの完全なポテンシャルを発揮させるために集中できるエリアはまだたくさんある。4チームから得られるリアルタイムデータの全ては非常に役に立つ」「エンジンマニュファクチャラーのライバル達は開幕3戦の週末に信頼性の問題を経験しているので、優れた耐久性がCA2010プログラムの重要な基盤のままであるのは明らかだ。信頼性があれば、あらゆるエリアでパフォーマンスを最適化することに集中する機会がやってくるし、開幕3戦の結果は我々にそのエリアでの自信を与えてくれた」