コスワースが、F1復帰を視野に入れているかもしれないと報じられている。コスワースは、エンジン規約の一新によるコストの増加、そしてカスタマー不足が原因で昨年末でグリッドから姿を消した。しかし、最近、コスワースは、ノーサンプトンの本拠地に新しい製造センターを建設していることを発表している。
コスワースは、新施設の目的は“次世代の自動車内燃エンジンを供給するため”と述べており、イギリス政府の支援を受けていることも明らかにしている。Speed Week は、コスワースの次の計画にはF1のコンポーネントも含まれているかもしれないと報道。現在、F1でV6ターボを購入できる先は、メルセデス、フェラーリとルノの3社だが、ただでさえ経済的に苦しいカスタマーチームにとって、その価格はかつてないほど高騰している。 「コスワースがF1用の最新パワーユニットに取り組んでいるとイギリスから聞いた。その裏にはバーナード・エクレストンが絡んでいるということだ」と Speed Week は報道。「マーケットとしても比較的安価なV6ターボはぜひとも欲しいところだろう」コスワースは、この件についてコメントていない。