コスワースは、2014年以降もF1へのエンジン供給を希望していることを明らかにした。F1は、2014年から新しいV6ターボエンジンとさらに高度なKERSが導入される予定となっているが、コスワースはV6エンジンの研究開発にかかる多額のコストに不満を述べており、来季でのF1撤退も噂されている。
だが、コスワースのF1担当部長キム・スピアマンは「18ヶ月間そのエンジンを開発している」とコメント。「商業的に持続可能で、複数のカスタマー用に競争力のあるプラットフォームを提供できるな方法が見つかればそうしたい。我々はカスタマーと有益な交渉をしており、できれば参戦する方法をつけたい」「我々は54年間このビジネスをしており、その大半はF1に参戦している。コスワースにはF1残留を望む情熱的な人材がいるので、その目標を達成したい」コスワースは、KERSを社内で製造ていないが、2014年にむけてパートナー(ザイテック)と協力している。キム・スピアマンは「外部委託のサプライヤーとともに、カスタムメイドのコスワース・システムを開発する予定だ」とコメント。「当然、シャシーが異なればバリエーションが必要になるので、相手が望めば他の企業と取り組むことになるだろう」