F1中国GPの舞台である上海インターナショナル・サーキットが営業を再開。6月に中国GT選手権を開催すると報じられている。中国・武漢に端を発して世界各国に拡大を続ける新型コロナウイルスは、世界的なイベントに大きな影響を与えており、F1は今年2月、2020年のF1カレンダーで初めて4月19日に開催予定だったF1中国GPの延期を決定している。
中国では新型コロナウイルスで3300人を超える死者を記録した。だが、現在、中国は収束ムードにあり、武漢市の封鎖も解除。2か月ぶりに学校も再開された。上海インターナショナル・サーキットも操業を再開し、報道によると今週初めにポルシェの企業イベントが開催されたが、参加者は限られており、一般の入場はなかったと the-race.com は報道。さらに6月26日には中国GT選手権が開催されるとも報じられている。リバティ・メディアは2020年に18戦を開催することを目指しており、上海インターナショナル・サーキットでのF1中国GPは、F1日本GPとの連戦となる10月16日~18日に組み込まれると噂されている。主な理由として物流面が挙げられる。F1日本GPは10月11日に予定されており、F1サーカスはアジアにいる。だが、F1アメリカGPが10月25日に予定されており、その場合はトリプルヘッダーで行わることになる。F1中国GPは、日本やアメリカの2倍の開催料を払っており、カレンダーに組み込まれるのは確実と考えられている。
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