2018年のF1カレンダーに中国GPを維持するための新契約が、数週間以内に締結される見込みとなっている。6月に2018年F1カレンダーが公表された際、中国とシンガポールは暫定との注釈が添えられていた。しかし、F1のコマーシャルディレクターを務めるショーン・ブラッチズは、中国に関しては心配していないと述べた。
「我々は、プロモーターであるJuss Eventと懸命に取り組んでおり、原則として合意に達している」とショーン・ブラッチズは上海でコメント。「私の感触では、来月末までには締結されるだろう。完全に締結されると思う」また、ショーン・ブラッチズは、F1のファンを増やし、スポンサーフレンドリーにするための取り組みの一環として、できるだけ早くレーススケジュールを発表する意向であることを強調した。「来年のスケジュールが発表され、長期契約によって中国の暫定扱いはなくなるだろう」とショーン・ブラッチズは付け加えた。F1中国GPは、2004年に上海国際サーキットで初開催された。F1シンガポールGPに関してはまだ合意に至っていないが、地元のプロモーターであるるコリン・シンは、2018年の新契約の締結は間近だと最近明らかにしている。