スクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールは、水曜日にスタートした2022年のF1プレシーズンテストで、すべてのF1チームが手の内を隠していると語る。シャルル・ルクレールは、フェラーリの2022年F1マシン『F1-75』で午前中のトップタイムを記録し、午後にカルロス・サインツに作業を引き継いだ。ルクレールは総合2番手、サインツは総合3番手につけ、2人合わせて153周を走り込んだ。
メルセデスF1は、フェラーリがF1の空力ハンディキャップルールによって許可された追加の風洞とCFDを利用した開発時間によるアドバンテージを警戒しており、F1-75の初期のペースは、いくつかの良いポテンシャルを示唆している。しかし、シャルル・ルクレールは、初期のテストのラップタイムはほとんど意味がないことを念頭に置いており、まだ誰も手の内を見せていないと語る。「新車で本気でプッシュできたのは初めてだったし、ステアリングを握っていて本当にいい気分だった」と初日のテストを終えたシャルル・ルクレールは語った。「僕たちは必要なすべてのテストを完了し、プログラム全体をスムーズに進めることができた。それは新車にとって良いことだ。明日またコースに出ることを楽しみにしている」「最初のフィーリングは悪くないけど、今日のタイムシートに夢中になってはいけない。まだ初期であり、誰もが本当の姿を隠しているからね」「まだ明確な状況を把握することは不可能だ。そのため、集中力を維持し、懸命に努力し続ける必要がある。今日は他のどのチームよりも多くのラップを重ねることができた。それは僕たちが築き上げていく上でポジティブなことだ」シャルル・レクレールより7周少ない73周を走行したカルロス・サインツは、この日は2021年のマシンと新世代のマシンとコントラストを際立たせたと語った。「まだやるべきことはたくさんあるけど、慣れることに関してはそれほど長くはかからないと思う。でも、今日はすでに昨年との違いを感じ始めることができた」とカルロス・サインツは語った。「最後の0.1秒を見つけるのが難しいのは確かだろうけど、そこが面白い部分だ!」「とにかく、最初のレースに先立ってまだテストが残っているし、それはここバルセロナの目的ではない。良い初日だったし、明日を楽しみにしている」関連:F1バルセロナテスト 1日目:マクラーレンのランド・ノリスが最速。角田裕毅7番手、王者フェルスタッペンは9番手
全文を読む