シャルル・ルクレールは、セバスチャン・ベッテルが抜けることで2021年から自分がフェラーリF1で明白な“ナンバー1”ドライバーとして扱いを受けるとの見方を否定した。フェラーリF1が4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルを追い出し、カルロス・サインツを後任に据えたことは、シャルル・ルクレールを中心とした明白なヒエラルキーの変化を示していると解釈されている。
シャルル・ルクレールは2024年までフェラーリF1との契約を結んでおり、新加入のカルロス・サインツは2022年までの2年契約だ。しかし、シャルル・ルクレールはセバスチャン・ベッテルが抜けたからとしって、自分がフェラーリF1の絶対的なナンバー1ドライバーとしてシーズンを戦うことになるとは思っていないと語る。「僕がナンバー1になるわけではない」とシャルル・ルクレールは L'Equipe にコメント。「カルロスは素晴らしいドライバーだと思っているし、もし誰もがそれほどはっきりと認識していなとしても、彼はフェラーリでそれを示すだろう」「彼は僕にとって大きな挑戦になるだろう」セバスチャン・ベッテルとは2019年に何度か衝突したが、彼がフェラーリF1を離れることを寂しく思うかと質問されたシャルル・ルクレールは「本当に彼からたくさんのことを教えてくれた」とコメント。「彼は非常に経験豊富なドライバーなので、彼がチームメートだったことをとてもうれしく思っている」だが、シャルル・ルクレールは、カルロス・サインツとの状況は違ったものになるだろうと認める。「もちろん、カルロスは僕に挑んでくるだろう。彼はとても速いだろうね」
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