フェラーリF1チームがシャルル・ルクレールとの契約を2024年まで延長したことは“異例”なことであり、フェラーリは将来のチームの中心となるドライバーを選んだとF1ジャーナリストのウィル・バクストンは語る。昨年、フェラーリでの初年度でチームメイトのセバスチャン・ベッテルを破ってランキング4位でシーズンを終えたシャルル・ルクレールはクリスマス直前に2024年までの契約延長が発表された。
「フェラーリによるルクレールの長期契約は、やがてくる彼の時代にむけてハングリーな若者を落ち着かせる手段であると主張する者もいるかもしれないが、見逃すことのできないものは、あのミハエル・シューマッハでさえ、フェラーリで5年間の契約を与えられなかったことだ」とウィル・バクストンはF1公式サイトで語った。「もちろん、フェラーリも時代ともに変化している。フェルナンド・アロンソは、それを全うしなかったが2011年に5年契約を保証されていたことに言及しないのは怠慢かもしれない。だが、ルクレールの契約は彼らの息子であり、チームが未来を築くドライバーとして選択されとみなさないことはできない」シャルル・ルクレールがフェラーリと契約を延長した数週間後、レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンとの契約を2023年まで延長。今後のF1はどちらが最初にF1ワールドチャンピオンを獲得するかの戦いになるかもしれない。