フェラーリのシャルル・ルクレールは、今シーズンの予選でのミスから学び、最も重要な土曜日の午後へのアプローチを変更したと語る。今年、フェラーリに移籍したシャルル・ルクレールは、バーレーンでポールポジションを獲得したが、アセルバイジャンではQ2でクラッシュ。スペインでもQ2でミスをしてフロアにダメージを与えて、Q3で実力を発揮することができなかった。
モナコではシャルル・ルクレールの責任ではないが、フェラーリのストラテジストがカットオフタイムを見誤ったことでQ1敗退を喫している。シャルル・ルクレールは、これまでの予選パフォーマンスを見直し、より段階的なプロセスを踏んでいくようアプローチを変えたと語る。「バクーはQ2であまりにハードにプッシュしすぎた。それが変更したアプローチのひとつだ」とシャルル・ルクレールは語る。「僕たちのクルマにはQ3に楽に進めるポテンシャルがあったし、あのときにクラッシュしたのは少し馬鹿げていた。あれは間違いだった」「バルセロナではフロアの一部を壊してしまったけど、あれもあまりにプッシュしすぎたからだ。クルマを振り回して、パーツを壊してしまった。それらのことを変えることにした」「昨年と比較すればQ1からQ3までパフォーマンスを発揮できるようになっているけど、バクーで見たように、Q2ですべてのパフォーマンスを発揮するのは重要ではないかもしれません」「でも、僕の側にいくつかのミスがあった。僕たちはそれらから学んでいく。今後はそれらを繰り返さないようにすることを目指している。良い時が来ることを願っているよ」現時点でフェラーリはメルセデスに118ポイント差をつけられてるが、セバスチャン・ベッテルは、F1カナダGPに先駆けて、フェラーリはチャンピオンシップへの希望を諦めてはいないと語っている。シャルル・ルクレールもフェラーリは期待外れなシーズンを切ったことを認めつつも、タイトル争いにタオルを投げ入れることは拒否している。「今シーズンは難しいスタートだった。もっと期待していたけど、まだ別れを告げる必要はありません。最後までプッシュする必要がある。それが僕たちが行っていることだ」とシャルル・ルクレールはコメント。「僕たちは自分たち過ちを理解し、そこから前に進んで二度と繰り返さないようにしている。結果が出ると確信しているよ」
全文を読む