ロータスは、107%ルールの導入に反対している。FIAのジャン・トッド会長とFOMのバーニー・エクレストンは、グリッドから競争力のないマシンを排除する107%ルールを復活させたいとの意向と示していたが、今年中にルールを変更するためには全チームの満場一致が必要となるため、この取組みは失敗することになりそうだ。ロータスのテクニカルディレクターを務めるマイク・ガスコインは、「そのようなルールなしにシーズンが始まったわけだし、個人的には“反対”に投票するだろう」とGP Weekにコメント。
「我々は107%ルールの範囲内にいるので、除外されることはないがね!」バーレーンGPでのセバスチャン・ベッテルのポール・ポジション・タイムの107%ルールを適用した場合、ヴァージンとロータスのマシンは予選を通過するが、ヒスパニア・レーシングの2台は決勝レースに参加することはできなかった。マイク・ガスコインは現在のF1のテスト制限を考えれば、107%ルールの導入はヒスパニア・レーシングにとってアンフェアだと述べた。「テストはなかった。それで『レースには出走できない』と言われたらHRTはどうやってペースに追いつけばんだい?」2011年の規約変更には、70%以上のチームの承認が必要であり、フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、107%ルールに賛成するだろうと述べている。関連:F1:107%ルールの復活を検討
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