ダニエル・アプトは、F1は夢だが、ケータハムのようなチームにお金を払って“F1ドライバー”と呼ばれることに勝ちはないと考えている。アプト・スポーツラインの代表ハンス・ユルゲン・アプトの息子で、今年、GP2とフォーミュラEに参戦するダニエル・アプトは、10月27日にバーバー・モータースポーツパークでアンドレッティ・オートスポートのインディカーのテストを受けることが明らかとなった。
8月に行われたインディカー最終戦フォンタナに訪れたダニエル・アプトは、アメリカンのモータースポーツへの参戦も視野に入れていると述べた。「考えているオプションのひとつだ。でも、決定を下すには、そのスポーツがどんなものかを感じてみる必要がある」とダニエル・アプトはコメント。「F1は常に僕の夢だった。そのためにフォーミュラ3、GP3、GP2に参戦してきた。でも、16歳のマックス・フェルスタッペンがその場所にいる。僕は、自分がやりたいことではないことを考え始めている」「お金があれば、ケータハムをドライブすることもできるだろう。でも、それは“F1ドライバー”と呼ばれるだけの価値しかないし、僕はそうしたいと思わない。もう21歳だし、意味があると思う必要に立たされているんだ」