ケータハムは、F1イギリスGP初日のフリー走行で、小林可夢偉が20番手タイム、マーカス・エリクソンが22番手タイムだった。午前中にはロビン・フラインスが走行を行った。小林可夢偉 (20番手)「フリー走行1回目を走っていないので、フリー走行2回目はできるだけ多くの周回を重ねることが大事でした。31周を走ることができセッションを通してよくなっていったと思います」
「走りはじめのクルマのバランスはそこまで悪くはなかったです。ただ、クルマがスナッピーだったり、高速コーナーでのアンダーステアが強かったりといろいろありましたが、セッションの最後には改善されていきました。最初はハードタイヤで走行し、その後ミディアムタイヤに履きかえて、コンパウンドの比較をしました。ショートランでもロングランでもよくなっていったのは今週末に向けていい兆候です」マーカス・エリクソン (22番手)「FP1はOKだった。通常のインストレーションラップでスタートけど、まずはグリップレベルの低さがあきらかになった。インストールでさえね。ベースライン走行を続けたけど、フロントタイヤの温度を上げるのが本当に大変だった。全体的にクルマのバランスはOKだったけど、2回目の走行ではもっとタイヤ温度を上げることに取り組んで、セットアップオプションをもっと詳しく見ていくことができた。2回目の走行は少し良くなったけど、その最後のラップのターン12と13のところでスピンしてしまい、グラベルから出られなくなってしまった。それでかなりの時間をロスしたけど、クルマが戻ってきたらすぐに修正して、最後にもう数周走ることができた。午後は、セットアップを間違ってしまったのではないかと感じるkるクルマになっていたので、1回目の走行の後にいくつか変更を施して、2回目の走行では明らかな良くなった。そのあとミディアムタイヤに変えたけど、かなりうまく機能した。グリップレベルがはるかにいいし、タイヤの温度もより素早くお上がった。でも、3回目の走行でメカニカルトラブルでパワーを失ってしまっい、古いピットに待避しなければならなかった。何が起こったのかきちんと調べなければならないし、今夜全てのデータに目を通して、明日は予選とレースに向けて改善を目指す」ロビン・フラインス「インストレーションラップをこなし、無線のごくマイナーなトラブルを除けば、クルマに問題はなかった。でも、インストレーションラップ後のチェックが終わるのを待っていたら、電気系の問題でパワーユニットがミスファイアを起こしていることがわかった。それを修復するためにフロアを外さなければならなかったんだけど、スタッフが素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、セッション残り15分くらいのところでトラックに戻り、ベースライン走行に入ることができた。できればセッション全体を使いたかったけど、数ラップできただけでも良かった。モーターレースにはこういうこともある。これで今週末の僕たちの不運が終わってくれればいいね!」関連:・F1イギリスGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム・F1イギリスGP フリー走行1回目:ニコ・ロズベルグがトップタイム