ケータハムは、F1カナダGP 初日のフリー走行で、小林可夢偉が20番手、マーカス・エリクソンが21番手だった。午前中にはアレキサンダー・ロッシが走行を行った。小林可夢偉 (20番手)「セッションを通してタイヤ温度、ブレーキそしてグリップ不足に悩まされました。どちらのタイヤコンパウンドもきちんと温まらなくて、それがラップタイムにも影響していますし、セッションを通してグリップレベルが低かった原因にもなっています」
「まだ今回のパッケージから引き出せるものは確実にありますし、セッション終了時のタイムも本来のペースを示しているものではないです。とにかく今夜は最大限の仕事をして、明日戦えるようにしなければなりませんが、しっかりと明日のフリー走行3回目、予選と改善していけると思います」マーカス・エリクソン (21番手)「FP1では33周を走り込んでプログラムの大部分を終えることができた。序盤はグリップがとても低かったけど、セッションが終わる頃にはそれなりに機能するバランスを見つけていくことができた。最初の数周はトラックがとてもグリーンだったし、クルマはスライドが多かった。ブレーキングの最適化に問題があったし、氷の上を走っているみたいだったけど、いくつかのセットアップを変更して、セッション中にラバーが乗ったことで、1回目のセッションの終わりにはグリップレベルは改善した。昼休みにバランス改善を目指して結構大きくクルマを変えたけど、FP2の最初の走行ではポジティブなステップだと感じられなかったので、2回目の走行では午前中と似たセットアップに戻した。でも、2回目の走行で13周したところでトランスミッションが壊れてクルマを止めなければならなかった。このようなカタチでセッションが終わってしまったのはもちろん理想的ではないけど、午前中に33周、FP2で13周走れたのでそれほど悪い1日ではない。今夜中にもっと進歩するはずだし、明日はまたプッシュできるだろう」アレキサンダー・ロッシ「トラブルなく27周できたのは、シーズン初のFP1セッションとしては上々だ。トラックで2014年のマシンを走らせるのは初めてだったけど、2013年型とはかなり違う。でも、楽しかったよ。僕の焦点はチームが基本セットアップを確立するのを手伝い、いくつかのオプションを試していくことだった。成果には満足している。最初のバランスはかない良かった。思っていたたよりもリアがしっかりしていたけど、ブレーキングは少し調整が必要だった。どのブレーキングゾーンでも最後の部分でフロントの内側のタイヤが毎回ロックしてしまっていた。少し変更を加えたら、2回目のフル走行と残りのセッションでは明らかな改善が見られた。最後の走行ではそれまでより自信を持ってブレーキングできるようになっていたし、FP2と残りの週末に役立つ良い初期バランスを見つけることができた。次に僕がF1マシンに乗るのはオースティンだ。それまでにクルマがどのように改善するか本当に楽しみだ」関連:・F1カナダGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム・F1カナダGP フリー走行1回目:フェルナンド・アロンソがトップタイム
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