ケータハムは、F1スペインGPの決勝レースで、マーカス・エリクソンが20位。小林可夢偉はブレーキトラブルでリタイアに終わった。小林可夢偉 (リタイア)「スタートはまずまず良くて、1周目にチルトンを抜いて18番手までポジションを上げていました。ただマルドナードとベルニュを抑え続けることはできず、5周目に彼らに抜かれてからは、自分のレースに集中しました」
「その時点でクルマは問題なかったですが、この週末ずっとそうだったようにトラクションに問題があって、簡単ではなかったです。ただ、スタートしたミディアムタイヤの持ち具合が良かったので、すごく長い第1スティントを走ることができ、23周目に次のセットのミディアムタイヤに履き変えました。この2セット目のタイヤではクルマの感触もよくなり、ビアンキとのタイム差を詰めていくことができました。でも34周目の1コーナーで左フロントのブレーキにトラブルが起きてしまいました。非常に怖い瞬間でしたが、なんとか壁にぶつかることは避けられました。そこで僕のレースも、厳しい週末も終わりました。ともかく僕たちには目指しているパフォーマンスがないことははっきりしています。問題を解決するために必要な改革は行われていますし、前進するためにチーム全体も力を尽くしています。これからの二日間のテストは今回スペインに投入していたパーツについてあらためて検証するいい機会です。とにかく次のモナコGPでしっかりと戦いたいと思います」マーカス・エリクソン (20位)「スタートには満足しているし、可夢偉に続いて19番手だった。でも、ターン13で僕を抜こうとしたマルドナドに強くぶつけられてしまった。もう少しで僕たちは2人ともレースを終えてしまうところだった。22番手に落ちてしまったけど、幸いにもクルマは無事で走行を続けることができた。序盤のラップのペースはまずまずだったけど、バランスはベストではなかったので、マルドナドとの接触後にチルトンに抜かれた時はどうしようもなかった。高速コーナーではアンダーステアが強すぎなのに、低速コーナーだとその逆でオーバーステアが多かった。それが組み合わさって全くプッシュできなかった。2セット目のミディアムでは長いスティントを走り、2回目のストップを40周目まで延ばした。残りは新品のハードでチェッカーまで行った。そこからはチェッカーまで走り切ることだけに集中して、タフな週末を終わらせようと考えていた。僕にとってはこれもまた経験だ。大変ではあったけど、僕たちはこれから良くなるとわかっているので、僕はポジティブだ。2週間後のモナコでのF1初レースに興奮している」関連::F1スペインGP 結果:ルイス・ハミルトンが4連勝
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