ケータハムは、2014年のドライバーとして少なくとも一人は経験豊富なドライバーを起用したいと述べており、小林可夢偉のF1復帰の可能性が報じられている。ケータハムは、グリッドで唯一まだ2人のドライバーを決定していないが、今年初のプレシーズンテストとなるヘレスでは初日から新車で参加することを発表している。
昨年、ケータハムはシャルル・ピックとギド・ヴァン・デル・ガルデという経験の浅いペアを起用。2人のドライバーとともに、元ケータハムのドライバーであるヘイキ・コバライネン、GP2ドライバーのマーカス・エリクソン、そして小林可夢偉が2014年のシート候補に挙げられている。Autosport International showで小林可夢偉について質問されたケータハムのスポークスマンは、小林可夢偉や他のドライバーの名前を出すことは拒否したが、以下のように述べた。「現時点でケータハムには多くのドライバーが結び付けられていますし、それは我々にとって非常に良いニュースです」とケータハムのスポークスマンは Sky Sports Online にコメント。「可夢偉のような経験、才能、人気のある人物が我々のチームに結び付けられているのは喜ばしいことだと思います」「適切なタイミングでドライバーを発表します。可夢偉のような経験のあるドライバーが何人か検討されています」2014年は、エンジンや空力などF1に大幅なレギュレーション変更が導入されることもあり、ケータハムのスポークスマンは、経験豊富なドライバーを起用することはプラスになると述べた。「今年、我々が少なくともひとりは経験豊富なドライバーをクルマに乗せる必要があるだろうことは推測できると思います」「経験のあるドライバーがいることは、新しい規約、新しいクルマの構成においては特に重要です。我々のようなサイズのチームが経験豊富なドライバーと結び付けられることは喜ばしいことですし、我々が目を向けている以上の可能性があると思います」ケータハムのスポークスマンは、ドライバーのラインナップの発表が差し迫っていることをほのめかした。ドライバー決定の時間枠について質問されたスポークスマンは「(ヘレステストが開始する)1月28日(火)の9時前のいつかです!」とコメント。「去年、我々はちょっと遅くまでそれを残していましたが(ヘレステストの4日前にギド・ヴァン・デル・ガルデの起用を発表)、今年は同じことをする予定はありません。発表できる非常に近いところまで来ていますし、まもなくです。2週間ありますが、それらの全てを使うつもりはありません」