ケータハムは、F1モナコGP初日のフリー走行で、シャルル・ピックが20番手タイム、ギド・ヴァン・デル・ガルデが22番手タイムを記録した。シャルル・ピック (20番手)「僕としてはFP1はOKだった。インストレーションラップでステアリングが少し軽く感じたのでそれを調整し、1回目のフル走行では抱えていたアンダーステアを解決することに取り組んだ。3回目の走行までにはかなり良いバランスを見つけることができた」
「午後のセッションでもそれを続けたし、内容にはかなり満足している。スーパーソフトでクリーンなラップが得られなかったけど、オプションでのロングランでのデグラデーションはかなり良かった。日曜日のための選択肢を得るには十分だったし、全体の走行を通してクルマの感覚は良かった。先週空力テストをして、スペインで新しいパッケージで見つけた問題を解決することに役立ったし、FP1ではその直線テストで学んだことにさらに空力評価を行った。最初の結果としては良好だし、今夜作業するためにさらに多くのことが得られた。明日と日曜日にさらに多くの潜在的なパフォーマンスを与えてくれるだろう。今日、もうひとつ良かったことは、両方のコンパウンドにすぐに取り組むためのバランスを見い出せたことだ。両方のセッションで全てを得ることができた。特にFP1とFP1で多くの小さな問題が発生したスペインと比較して、まったくトラブルがなかったことは助けになったし、ここまでのシーズンよりも土曜日と日曜日に自分たちを良いポジションに置けるはずだ」ギド・ヴァン・デル・ガルデ (22番手)「モナコでのF1カー初日は本当に楽しかったし、今日は良い進歩を果たせたと思う。FP1は予想していた通りトラックのグリップレベルが低かったけど、セッションの最後までにかなり良くなったし、ラップ全体でプッシュすることができた。フロントがロックする問題を抱えていて、残念ながら、3回目の走行でフロントウイングにダメージを負ってしまったけど、それ以外は順調だった。セッションを通してトラクションを改善することができたし、最初の数周で抱えていたオーバーステアを解決していくことができた。FP2では、セットアップとパーツをいくつか変更して、すぐにクルマが良くなっていると感じられた。熱い路面コンディションは素早くタイヤを働かせることに役だったし、最初の走行は良かった。スーパーソフトを装着してトラフィックでギャップを待っていたけど、アタックラップでロマンの事故がバリアにダメージを与えたことによる赤旗が出てしまった。一日で最速のラップなのは確実だったので、悪いタイミングだったし、僕たちは今日のリアルなペースとして1.17秒台中盤くらいを見ていたと思う。でも、FP1とFP2は最速ラップが重要なわけではない。今日重要なことは、プログラムを完了させて、タイヤの管理を理解し、トラックとファクトリーでスタッフが作業するために出来る限り多くのデータを生みだすことだった。僕たちがここで何ができるかは土曜日にわかると思うし、タイヤ戦略をとても面白くしてくれると思うよ!」関連:・F1モナコGP フリー走行2回目:ニコ・ロズベルグがトップタイム・F1モナコGP フリー走行1回目:ニコ・ロズベルグがトップタイム
全文を読む