チーム・ロータスのチーム代表トニー・フェルナンデスは、T128がコーリン・チャップマンが築き上げた遺産を正当する“伝説”の始まりになってくれることを望んでいる。チーム・ロータスは31日、に2011年F1マシン「T128」を発表。グループ・ロータス側と名称論争にあるチーム・ロータスだが、トニー・フェルナンデスはコーリン・チャップマンからインスピレーションを受ける一方で、チーム独自に伝説を作っていくことを望んでいると述べた。
「コーリン・チャップマンが最後の王朝をつくり、私とチームの全員は、やらなければならないこと、考えなければならないことを奮起させられた」「しかし、今は我々自身が伝説をつくるときだ」当初、ロータスは2011年マシンに「TL11」という名称を与えていたが、ロータスチームに関連する名称パターンを継続した「T128」としてマシンを公開した。トニー・フェルナンデスは、グループ・ロータスから“ロータス・レーシング”というチーム名のライセンスを停止されたことを受け、デビッド・ハントからチーム・ロータスの名称権を獲得した。「チーム・ロータスという1つのワードを選んだとき、何100万人が私の心の中に浮かんできた」とトニー・フェルナンデスは述べた。「だが、最終的に私にとって全てが始まった場所に戻らなければならなかった。チーム・ロータスは夢であり、その夢が現実になっている」「ロータスF1マシンの模型でカーペットに穴を開けていた子供のころを思い出している。それから夢見てきたし、まだ夢見ている。だが、私が奮起したいことは、強く夢見ていれば、素晴らしいことを達成できるということだ」関連:チーム・ロータス、T128を発表