2025年F1ラスベガスGPの予選で、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)が見事な3番手を獲得した。雨に濡れた難しいコンディションの中、サインツJr.はトップ2のランド・ノリス、マックス・フェルスタッペンに次ぐ順位でフィニッシュし、決勝を2列目から迎える。今季ウィリアムズは「ビッグ4」(マクラーレン、レッドブル・レーシング、フェラーリF1、メルセデス)に次ぐ“ベスト・オブ・ザ・レスト”として存在感を示しており、サインツJr.は今季2度目の強力な予選結果に満足感を示した。
乾いた路面でも合っていた可能性を語るサインツJr.サインツJr.は予選後、ウェットでの強さに加えて、もともとウィリアムズのマシンがラスベガスの性質に合っていた可能性を口にした。「僕はいつも楽観的なんだ。夢を見るのはタダだし、自分がうまくいくことを考えるようにしている」「このサーキットはドライでも僕たちのクルマに合っていたかもしれないし、ウェットのFP3ではあまり良く見えなかったけれど、クルマにいくつか変更を加えた。それがウェットで効いて、Q1の最初のラップから、ラップを終えるたびに僕はP1だった」「エクストリームウェットでは本当に速かった。インターではほかのドライバーに少し追いつかれるだろうとは思っていたけれど、P3には満足している」ウィリアムズは“アンダードッグ”として支持を集めているウィリアムズは今季、トップ4に次ぐ位置で安定しており、アメリカのファンからも大きな声援が送られている。サインツJr.はその理由をこう語る。「アメリカのファンはアンダードッグの戦いが好きなんだと思う。彼らは僕とウィリアムズをアンダードッグとして見ているし、同時に上り調子のプロジェクトとしても見ている」「僕たちは毎レース、毎周回ごとに強くなっている。ファンが応援してくれるのは本当にうれしい。今日ポールポジションをプレゼントできたら大歓声になったはずだけど、そこまでは届かなかったね」アルボンはQ1でクラッシュ「スナップした場所が最悪だった」一方、チームメイトのアレクサンダー・アルボンは、Q1のウエット路面でバリアに接触し、右フロントサスペンションを破損して脱落した。「ちょっとスナップしたんだよ。スナップしたくない場所でね」「本当にスケッチーだった。みんな同じだったけど、アクアプレーニングが多かった。正直、この天候で走っていること自体が驚きだよ」「楽しかったけれど、最後は引っかかってしまった。特に言うことはない。ラップは良さそうだったんだけどね。週末ずっと速かったし、時にはこういうこともあるよ」
全文を読む