カルロス・サインツJr.は、 2024年F1シーズン終了後にフェラーリを去らなければならないと知っていることを「残念」で「腹立たしい」と感じていると告白した。スクーデリア・フェラーリは今シーズンに先立ち、2025年にカルロス・サインツに代えて7度のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンを起用することを決定した。
サインツはまだフェラーリと今季の契約を残しており、自分が見捨てられることを知りながらもまだチームと仕事をしなければならないため、チーム内に奇妙な動きが生まれるだろうと指摘されていた。しかし、それはサインツの改善につながった。彼は以前にも非常に似たようなドライビングをしていたと言うものの、今季ほど開幕戦が好調だったことはない。3レースで表彰台3回、優勝1回という数字は、それを物語っている。サインツは現在の状況とエンジニア・チームとの関係を振り返りながら、直近の日本GPのレース後にDAZNのインタビューに応じ、最終的にチームを去らなければならないことを「少し腹立たしく感じた」と認めた。「エンジニアやメカニックたちとのチームワークの良さを考えると、来年もフェラーリを続けられないのは残念だ。去らなければならないのは少し残念だ」サインツはまだどのチームとも契約していないため、2024年シーズン終了後は事実上無職となる。しかし、彼は自分のシートを見つけることができるかどうかについては心配はない。唯一の問題は、彼がチャンピオンシップに挑戦できるチームを見つけたいと思っていることで、トップチームのいくつかが他の選択肢よりも彼を優先するかどうかはまだ明らかではない。「しかし、その一方で、僕には別のチームに行くための扉が開いており、そこで過去3、4年間フェラーリで追いかけてきたチャンピオンシップを目指して戦えることを願っている」「だから今は重要な決断を下す時だ。僕が獲得可能で速いことは誰もが知っている!何が起こるか見てみよう」