カルロス・サインツJr.は、ルイス・ハミルトンに代わって自分をF1ラインアップから外すというスクーデリア・フェラーリの決定は、公になるまでに消化する時間は「何週間かあった」ものの、やはり「驚きだった」と認めた。今月上旬にフェラーリF1チームにとって発表されたハミルトンとの契約により、サインツは2025年以降のドライブを探すことになった。
火曜日に行われたフェラーリの2024年F1マシンの発表会に先立ち、サインツはこのニュースが予期せぬものであったことを明らかにしたが、世間一般よりも早く知ったため、消化する時間があったことを認めた。「もちろん、F1界の誰もがそうであるように、このニュースにはちょっとした驚きがあった」とサインツは語った。「何が起こったのかに誰もがある意味で驚いた」「僕サイドが誰よりも早くこのニュースを知ったことは当然理解できるはずだ」「でも、そのあと何週間か考える時間があったのは事実だ。準備する時間は何週間かあったし、新車発表、シーズン初戦のため準備にも何週間かあった」「だから、それを消化し、自分なりの結論を出し、その先にある2024年シーズンに集中するための時間を少しの時間が与えられた」「でも、F1界全体にとってちょっとしたサプライズだったことは新しいことではないし、もちろん、僕にとってもそうだった」サインツは、フェラーリが自分を放出する決定をしたというニュースが公になった後、自分の携帯電話にたくさんの応援メッセージが届いたと語った。「もちろん、忙しかった。特にここ数週間はね」とサインツは語った。「まず、この2~3週間の間に受け取ったたくさんの応援メッセージや素敵なメッセージに感謝したい。多くのF1関係者、そして母国の友人たちに感謝したい。彼らはとても協力的で、とても励みになっている」昨年、サインツは今季開幕前にフェラーリの将来を整理したいと明言していた。しかし、フリーエージェントとなった今、彼は2025年の居場所について決断を急ぐつもりはないと語り、自身のキャリアの中で「最も重要」な 数年を前に重要な選択となることを明言した。「最初のレースの前に自分の将来を整理したいと言っていたけど、ご想像のとおり、このシナリオにはかなり変わった点があると思う」とサインツは語った。「だから、おそらくもっと長いプロセスになると思う。僕のキャリアの中でおそらく最も重要な3~4年間がこの先に待っているので、そこで正しい時に正しい場所にいることを確認したい」「次の行き先が自分にとって正しいものであることを確認したい。だから、時間をかけて考えて、すべての選択肢に耳を傾け、すべての選択肢を検討して、決断するときに十分な時間と十分な情報を得たと安心できるようにしたい」「とはいえ、1つのことと他のことを切り離すことは完全に可能だと思う。僕には良いマネジメントチームがいて、そのチームもそのことに気を配ってくれる。だから、今年はバーレーンに全力を注ぐつもりだ」「そして、できる限り力強くシーズンをスタートし、最初から速く走ることに全力を注ぐつもりだ。他のことは時間が経つにつれて自然に解決するだろう」
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