スクーデリア・フェラーリのF1ドライバーであるカルロス・サインツは、マラネロとオンラインのファンの前で新車SF-23のシェイクダウンを実施した“ハイリスク”な発表イベントは称賛されるべきだと考えている。スクーデリア・フェラーリはイタリアのチーム本部で行われたライブイベントでSF-23を発表し、その後フィオラノのテストコースで15kmのデモ走行を行った。シャルル・ルクレールがシェクダウンを担当し、カルロス・サインツは「トラブルがなかったのは頼もしいスタート」と語った。
「本当に素晴らしかったと思う。フェラーリとして、チームと彼らが組織したことを少し自画自賛したくなるね」とカルロス・サインツは語った。「F1は今、このようなイベントを必要としている。すべてのメディア、ファン、、パートナー、そして、このプロジェクトに関わったエンジニアやこの数カ月間マシンを作り上げてきたメカニックたちを一堂に集め、彼ら全員と一緒に、あまりプライバシーを守ることなく実際のマシンを走らせるこのようなプレゼンテーションがね」「F1の性質上、僕たちは勇敢だったと思う。 あのクルマで初めて行ったインストレーションラップだし、うまくいかないこともあるからね。僕たちはリスクを冒してでも何か違うことをしたかったし、皆さんには楽しんでいただけたと思う。フェラーリにとってもF1にとっても、とてもいい一日だった」「まずポジティブなのは、今日やったことのすべてがのことが何も問題なく、すべてが完璧だったということだ。真新しいF1マシンを多くの人の前で走らせるのは比較的リスクが高いけど、実際には何の問題もなく楽しむことができた。通常、インストレーションラップではあちこちに小さな問題が発生するものだけど、今日は物事がスムーズに運んだ」「実際にコーナーではマシンを少しプッシュして、いくつかのことを感じ取ることができた。すでにエンジニアには明日に向けて少しフィードバックを行っている。バーレーンまではマシンのハンドリングやパフォーマンスはわからないけど、少なくとも正しい方向へのいいステップを踏めたと思う。カルロス・サインツは、2022年型マシンを最初のフェラーリよりも扱いにくいと感じたものの、シャシーが自分の好みに合っているかどうかはすぐにわかるといい、水曜日にマラネロで行われる100kmのシェイクダウンに向けたローンチデモンストレーションでもヒントを述べた。「正確な(周回)数はわからないけど、たとえば今日はプッシュした。シャルルに『大丈夫?何も問題ない?ブレーキの感触はノーマル?』と聞いたら、『うん、すべてノーマルだよ』と答えていた。もうすでに、彼らにフィードバックすることができるんだ。「今日から限界までマシンの力を引き出すために、まだ周回を重ねなければならない。明日からは限界に近づいていくけど、バーレーンでデモタイヤではなく、ちゃんとしたレースタイヤを履くまでは、マシンの欠点や改善すべき点を感じ取ることはできないだろう」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿