マクラーレンのカルロス・サインツは、F1モナコGPのオープニングラップでトロロッソ・ホンダの2台をオーバーテイクしたシーンを“間違いなく僕のベストオーバーテイクのひとつ”だと振り返った。木曜日のフリー走行1回目をエネルギーストアの問題によって棒に振ったことでカルロス・サインツのモナコGPでの連続ポイントフィニッシュは険しい道のりと思われた。
しかし、土曜日に状況を好転させたカルロス・サインツは予選で9番グリッドを獲得。レーススピードとマクラーレンの戦略が奏功し、6位でレースをフィニッシュした。特にスタートは素晴らしく、ボー・リバージュでトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンを抜き、マスネでダニール・クビアトを攻略。カルロス・サインツ自身“ベストオーバーテイク”と評した。11周目にセーフティカーが導入された際にはマクラーレンはカルロス・サインツをステイアウトさせることを選択。5番手まで順位を上げていた30周目にピットインする。9番手でコースに復帰したサインツは、その時点でファステストラップを記録し、2周後にピットインしたダニール・クビアトの前に出ることに成功。その後、アレクサンダー・アルボンとロマン・グロージャンがピットインしたことでフィニッシュポジションである6番手に順位を上げる。「とても良い週末だった」とカルロス・サインツはレース後にコメント。「スタートは難しかったものになったけど、予選という正しいタイミングでピークを迎えることができたし、スタートでトロロッソの2台を攻略したときにピークに達した。ピットストップ周辺では堅実なラップをまとめることができ、残りのフィールドの前に出ることができた。チーム全員による本当に満足で良い仕事ができたし、6位は良い結果だ」2017年のモナコでのベストリザルトに並ぶ6位でフィニッシュしたことでカルロス・サインツは、2015年のデビューシーズン以来、モナコで5年連続で入賞を達成した。「良い記録だし、僕はここモナコで走ることが好きなんだ」とカルロス・サインツはコメント。「子供の頃、父親が『見てご覧、輝くための場所があるとしれば、それはモナコだ』と言っていたんだ。僕はいつも他のレースよりもこのレースを特別に考えているし、より集中してる。それがいつも成果を挙げているように思う」開幕3戦をノーポイントで終えていたカルロス・サインツだが、その後の3戦で連続入賞。モナコを終えてドライバーズランキングで7位まで順位を上げている。OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "A4YzB2aDE6V8eeNGwnqCkAoAqwS0cq4r");});
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