マクラーレンは、F1バーレーンGPでカルロス・サインツのマシンのルノーのF1パワーユニットでMGU-K以外にも複数のコンポーネントを投入した。開幕戦オーストラリアGPでMGU-Kの故障によってリタイアを喫したカルロス・サインツは、今週末のバーレーンにむけて2基目のMGU-Kを投入することを明らかにしていた。
しかし、FIA(国際自動車連盟)はF1バーレーンGPのフリープラクティス開始に先駆けて、マクラーレンがMGU-K以外にも多くのコンポーネントを交換したことを明らかにした。カルロス・サインツは、MGU-Kだけでなく、2基目の内燃エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hを投入している。ドライバーは、年間に使用できるエンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基までとなっており、それらの制限を超えるとペナルティが発生する。今回マクラーレンが変更したなかでMGU-Kは修理不能と判断されているが、それ以外のコンポーネントが使用可能な状況であるかどうかはまだ不明となっている。今シーズン、カルロス・サインツにまだパワーユニットコンポーネントを交換しているドライバーはまだいない。