カルロス・サインツは、2018年もトロ・ロッソに残留する可能性は低いと述べた。今年、カルロス・サインツはルノーからのオファーを断り、自分がレッドブルに昇格するに相応しいドライバーであることを示すべくトロ・ロッソに残留した。しかし、レッドブルはダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンと2018年の契約を結んでおり、カルロス・サインツは他チームへの移籍に目を向けることになるかもしれない。
「まだシーズンの先は長いし、このような噂は常に上がるものだ」とカルロス・サインツはコメント。「僕の一番の目標は、来年レッドブルと一緒に表彰台や勝利、もしくは来年彼らが争っているもののために戦うことだ。僕はそのためにプッシュし続けていくつもりだ」「それが実現しない場合は、トロ・ロッソで4年目を迎える可能性は低い。それに僕はどのチャンスに対してもドアを閉めるつもりはない」「自分のキャリアを前進させる準備ができているのは明らかだ。いかなるドアも閉ざしていない」今シーズン、29ポイントを獲得してチームメイトのダニーエ・クビアト(4ポイント)を上回っているカルロス・サインツは、自分の焦点はコース上で結果を出し続けることだと語る。「まだとても早い段階だ。来年、何が起こることになるかはわからない」「シリーシーズンだ。とても楽しいけど、僕にとっての楽しみは、これまで僕がやってきたようにコース上でパフォーマンスを発揮し続けることだ」「僕には仕事がある。クルマをドライブして、出来る限り速く走らせることだ」「今はチームとクルマに自信を感じているし、ここまでのシーズンはポジティブに進んでいると思う。完走できれば、僕たちはポイント圏内にいる」「去年のこの時点よりも11ポイント多く獲得している。それは本当にポジティブなことだ。でも、僕たちは働き続ける必要がある」オーストリアでは、2015年にトロ・ロッソでチームメイトだったカルロス・サインツとマックス・フェルスタッペンに対して、もう一度チームメイトになるとしたらどうかとの質問が飛んだ。カルロス・サインツは「僕としては前もとても楽しかったし、それを繰り返すのはやぶさかではないね」とコメント。マックス・フェルスタッペンは「僕たちは本当に良い競争をしていた。僕は競走がすきだ」とコメント。「他の人たちの契約がどうなっているかはわからないし、僕たちは様子を見てみる必要がある」「遅かれ早かれ、僕たちは二人ともが競争力のあるクルマでレースをすると確信している。どのチームかはまだわからないけどね!」