ジェンソン・バトンは、F1から引退する覚悟で今週末のアブダビGPに臨む。ジェンソン・バトンは、来季のシートをストフェル・バンドーンに譲り、2017年はマクラーレン・ホンダのアンバサダーという役割に就く。契約では2018年にグリッドに復帰する可能性も残されているが、最近になって復帰への思いが薄れてきたとジェンソン・バトンは打ち明けた。
「今週末、これがラストレースだと思って臨んでいる」とジェンソン・バトンはFIAの記者会見で語った。「それがベストな方法だと思う。これが僕のラストレースだ。今は、これ以上F1でレースをしたいとは思わない」 ジェンソン・バトンは、F1イタリアGPで契約が発表された時とは気持ちが少し変化したようだ。当時は2018年に双方が望めば、レースへの復帰が可能なのだとロン・デニスが強調していた。だが、ジェンソン・バトンは、一切の後悔なくF1を去ることができると述べた。「僕はこれがラストレースだと思っているし、他のみんなにもそう思ってほしい。8歳からモータースポーツでレースをしてきたし、ここまで長い道のりだった」「F1以前は、全てがF1に行くための努力だった。たくさんの夢を持ってF1に来て、何かを成し遂げたいと考えていた。思い出を持って去ることができるなら幸いだ。僕のF1での17年はまさにそうだ。驚くような思い出、人生を変える思い出がたくさんある。良いものもあれば悪いものもある。ワールドチャンピオンを手に入れたこともとても特別だ」 「300戦以上のグランプリに出た。僕は自分の成果に満足してF1を離れることができる。そして僕の人生はここから始まる」 2016 F1アブダビGP 木曜記者会見OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "00aDl0NzE6ihaXs2e_fiJ68sIk4x1Swu");});