ジェンソン・バトンは、マクラーレン・ホンダは信頼性以上にパフォーマンスを優先して改善すべきだと主張した。マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、今のようなトラブルが続けば、2016年の準備にも影響しかねないと述べている。ジェンソン・バトンは、今週出席したスポンサーイベントでそのコメントに同意した。
「メルセデスから2秒遅れて今年を終えて、2016年に彼らに挑戦できるとは思えない」2015年のホンダの問題の多くは信頼性にあった。しかし、パッケージ面でもMP4-30はまだ大きく遅れている。その最大の問題はエンジンパワーにあると考えられている。「僕たちはレースをフィニッシュしたいし、信頼性は欲しい。でも、個人的にはそれよりもペースが良くなってほしい。信頼性はその次でいい」とジェンソン・バトンは述べた。35歳のジェンソン・バトンにとっては契約も厄介な問題だ。リザーブのケビン・マグヌッセンやGP2で独走中のストフェル・バンドーンを含むチームの印象的なジュニアドライバーたちが激しくドアをノックしている。「将来のことはもう少し後で考えなければならない。難しい状況ではあるけど、今はフェルナンドとチームと一緒にチャレンジを楽しんでいる。それが大事なポイントだ」23歳のストフェル・バンドーンは、ジェンソン・バトンのレースシートを狙うのは時期尚早だと考えている。「マクラーレンのマネジメントとは定期的に話をしている。ロン(デニス)、エリック(ブーリエ)といろいろ議論しているけど、僕の将来のことを知るにはまだ早すぎる」とストフェル・バンドーンは Sky に語った。
全文を読む