ジェンソン・バトンの父親ジョン・バトンさんが他界した。70歳だった。ジョン・バトンさんは、昨日フランス・リビエラの自宅で遺体で発見された。ジェンソン・バトンのエージェントは「ジョン・バトンが日曜日にフランス南部の彼の家で他界したことを発表するのは大きな悲しみであり、残念なことです」と声明で述べた。
「我々は確認を待っていますが、初期の兆候では心臓発作とみられています。日曜日にジョンの家を訪ねて友人の方が悲劇的なニュースを発見した最初の人物でした」「ジェソンの子供、ジェンソン、ナターシャ、サマンサ、ターニャと残りの家族は、困惑しています。この非常に厳しい時間における彼らのプライバシーを尊重していたけるようお願いします」ラリークロスのドライバーだったジェン・バトンさんは、頻繁に息子の応援にパドックに駆けつけており、F1サーキットでおなじみの顔だった。マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、ジョン・バトンに敬意を表した。「私の長いF1キャリアで多くのドライバーの父親に会ったが、ジョンはおそらく誰よりも息子を深く愛していたといっても差し支えないと思います」とマーティン・ウィットマーシュはコメント。「ジェンソンが年を重ね、クルマで勝利を続けていっても、ジョンは常にそこにいました。最大のヘルパーであり、サポートでした」「ジェンソンが完璧なF1ワールドチャンピオンになり、F1グリッドで最も経験のあるドライバーになった近年でさえ、ロイヤリティと相変わらずの優しさでジョンは常にそこにいました。ジョンソンの小さな親しみのある取り巻きの穏やかで人気メンバーでした」「来るべき今シーズンは、ジョンソンのマクラーレンでの5年目です。ジョンは、過去4シーズンにわたって全てのグランプリに出席していたと思いますし、彼はその期間にユニークな存在になりました。マクラーレン“ファミリー”のかけがえのない一員だと言っても過言ではありません」「彼は偉大な父親であるだけでなく、愉快な男でした。ジョンソン、マクラーレの全員、そしてF1界にとって非常に悲しくなるでしょう」「マクラーレンの全員、F1の全員が、ジェンソン、バトン家、そして彼らの多くの友人に私と一緒に心から哀悼の意を表すると思っています」ご冥福をお祈りします。