ジェンソン・バトンは、マクラーレンがMP4-28を理解し、そこから一貫性のあるパフォーマンスを引き出すことに苦労していることを認めた。バルセロナテスト3日目を7番手タイムで終えたジェンソン・バトンは、MP4-28のパフォーマンスにあまりに変動があることを懸念している。「クルマがどのような状態にあるかを理解するのはとてもトリッキーだ」とジェンソン・バトンはコメント。
「クルマの感覚は、良いときとそうでないときがある」「基本的にクルマを理解し、働かせ方を理解し、予想通りに機能させることが重要だ。でも、そうでないときがある」「でも、クルマがかなりうまく機能しているときもある。今日のハードタイヤでの1分22秒8は積んでいた燃料を考えれば悪いラップタイムではないと思う。それに昨日チェコ(セルジオ・ペレス)はソフトタイヤで1分21秒8で走っているし、それもかなりいい」「僕たちはヘレスではペースを示していたけど、ペースがないときがあることも示した」「僕たちがどの位置にいるかはわからないし、他の人々と比較しても意味はない。自分たちの問題を解決し、クルマから最大限のパフォーマンスを引き出さなければならない」レッドブルを含むライバル勢は2013年のために進化型のアプローチを採ったが、マクラーレンは新しいデザインコンセプトを選んだ。ジェンソン・バトンは、長い目でみればそれが成果を挙げると確信しているが、スタート時は不利になる可能性があると認める。「昨年のクルマをいくつか変更して今年をスタートして、2013年にそのクルマを開発していれば、序盤戦で非常に良いクルマでスタートできたと思う」「それがMP4-28より良いかどうかはわからない。とても強いクルマだったと思う」「でも、3〜4レース後に開発カーブの突き当たりにいることに気づいたと思う」「僕たちにとって、1年を通して新しい開発の方向性を見つけられるように冬の間にクルマを変えることは常に重要なことだ」「19戦の長いシーズンだ。最初の数戦だけでなく、シーズン全体で強いことが重要だ」「メルボルンで僕たちが競争的なことを願っている。好きなサーキットだし、数年間強かったサーキットだ」「でも、去年と同じクルマを維持して、それを開発しただけのチームが強いという可能性もある」
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