ジェンソン・バトンは、F1日本GPで新しいギアボックスが必要となったため、5グリッド降格ペナルティを科せられることになった。現在、首位のフェルナンド・アロンソに75ポイント差で6位につけているジェンソン・バトン。昨年優勝した鈴鹿でタイトルにわずかな望みをかけている。しかし、F1シンガポールGP後の調査で、レースをリタイアしたルイス・ハミルトンと同じ不具合がジェンソン・バトンのギアボックスにも生じていることが発覚。
マクラーレンは、ジェンソン・バトンのギアボックスを新しいものに交換する以外に選択肢はなく、バトンは5グリッド降格ペナルティを受けることになった。ルイス・ハミルトンもF1日本GPでは新しいギアボックスを装着するが、前回のレースをフィニッシュしていないためペナルティは科せられない。「ジェンソンのギアボックスにはシンガポールGPでのルイスのギアボックスと同じ不具合が生じていた。以降の調査で故障が明らかになった」「したがって、両方のクルマは新しいギアボックスで日本GPをスタートしなければならない。それはジェンソンが5グリッド降格ペナルティを受けることを意味する」「もちろん、これはジェンソンとチームにとって大きな失望だ。ポジティブな点は、両方のドライバーが表彰台を自身をもって戦えるように、問題を理解し、完全に解決しているということだ」