ジェンソン・バトンが、2012年F1開幕戦オーストラリアGPでの優勝について語った。ジェンソン、今回の優勝の味はどれくらいスウィートでしたか?とてもスウィートだったね。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。ルイスがポールで僕は2番手からスタートして、その後リードを奪った。物凄かったね。これが夢じゃないと確かめるためにレース中にほっぺたをつねらなければならなかったよ(笑)。チームにとっても夢のようなスタートだった。早くから貯金できたことはとても重要なことだ。
レースでは十分なレードを築いていましたが、そのあとセーフティカーが入りました。その瞬間、どんなことを考えましたか?なぜこんなセーフティカーが発明されたか尋ねたくなった瞬間だったね(笑)。リードしている人のポジションを確定させすぎないようにしてレースをもっと面白くするために発明されたのかもしれないね。ほぼ6時で気温も下がっていたのでトリッキーな状況だったし、ミディアムタイヤの熱を維持するのはかなりトリッキーだった。うまく熱を維持できたと思うし、セーフティカー後に十分にギャップを築くことができた。それが重要だとわかっていたからね。セバスチャン(ベッテル)を悩ませるためにはそれしかなかった。いつもなら彼がそれをやっているからね!(笑) 4年間でメルボルンでの3回目の優勝なので、好ましい場所なのは確かだね。今日やっていた新しいお祝いのゼスチャーについてはいかがですか? ちょっとセバスチャン・ベッテルを思い出させるように見えましたが...何ができるかを考えたんだ。セバスチャンは指を曲げていたので、どうすればいいかわからなかった。それで多くのことを試したんだ。でも、再びあれをやるかはわからない。スタートについて話していただけますか? ルイスはグリッドのクリーンな側にいましたが、あたなはトップを奪いました。どのようにしてそれを成し遂げたのですか?信号にうまく反応できたと思うけど、そのあとは完璧なスタートではなかったと思う。もちろん、ルイスを捕えるにはいいスタートだったけどね。彼はとてもフェアだったし、お互いをサーキットから押しのけるような状況はなかった。ここでの4年間での3度目の勝利について触れていましたね。3回目の優勝ができるとわかった瞬間はいつですか?全ラップで半信半疑だった。何度もウォールに近づくのでタフなレースだし、優勝を勝ち取れたのは素晴らしいことだ。開幕戦で優勝した人はチャンピオンシップにも優勝する可能性があると言われていますが、今回の優勝はどれくらい重要でしたか?そうだね、それは良く聞くよね!(笑) チームの士気のためにもここで勝てたのは嬉しかった。それが必要というわけではないけど、いずれにしろ素晴らしいことだ。それに僕はファステストラップも記録した。僕たちの実力を他チームに示せたと思う。マクラーレンは2011年終盤に本当に速かったですが、その勢いを完全に保っていましたね...そうだね。良い冬を過ごすことができれば、シーズン開幕でとてもうまくやれることはわかっていた。今日はそれを示すことができた。マシンをとても快適に感じているし、僕にとってそれはかなり重要なことだ。多くの自信を与えてくれるし、今年はそれをたくさん感じられることを願っている。過去2シーズンの開幕戦は僕たちにとってトリッキーだったので、本当に励みになっているよ。今回のレース優勝はかなり簡単そうに見えました。実際にそうでしたか?上位のドライバーはいつも簡単そうに見えるものだけど、信じてほしいけど、そんなことは滅多にないんだ。今日はマシンが素晴らしかったけど、10秒のリードを築いてレースを管理しているときにセーフティカーによって全てを失った。それは精神的にかなりタフなことだ。タイヤ、ブレーキについてずっと考えて、リスタートでうまくやれることを望むものだからね。セバスチャンはリスタートがとてもうまい。リスタートで彼の前でスタートしたのは鈴鹿で一度しかなかった。2ラップ後にDRSが使えるようになるので、すべてをまとめて、2つの良いラップをしようとした。でも、まだ13ラップあったのでそれで終わりではないことはわかっていた。レッドブルは強い。予選では予想していたほど強くはなかったかもしれないけど、レースでは強い。僕たちは去年、レースでは強かったけど予選ではそれほど強くなかったので、それを振り払うことができた。マレーシアでは彼らに注意しなければならない。彼らはあそこで強いだろうからね。でも、僕たちもそこで彼らの野心をストップさせるつもりだ。