ジェンソン・バトンは、今年のF1モナコGPで日本へのメッセージを込めた特別デザインのヘルメットを着用する。マクラーレンは、毎年F1モナコGPの恒例行事としてスポンサーであるスタインメッツと協力して、ダイヤモンド入りのヘルメットを制作している。ジェンソン・バトンは、その機会を利用して東日本大震災に見舞われた日本へのメッセージを送ることに決めた。
ヘルメットのトップと後部には日本国旗のシンボルである日の丸があしらわれ、リアスクープには日本語で「ジェンソン」の文字がダイヤモンドで飾られ、側面にはイニシャルである「ジェイビー」が同じく日本語で描かれている。「日の丸に変えた去年の日本GPを除けば、ずっとユニオンジャックをつけていたので、この後も違うヘルメットを使うのは難しいだろう」「でも、今回は特別な機会だ。僕は日本と長年たくさんの繋がりがあるので、素晴らしいアイデアだと思ったんだ」「ヘルメットにダイヤをつけて、それで関心を高めるのはちょっと違うと思う。あまりしっくりこないよね?」「でも、日本の助けになると思っている。シーズン開幕戦の数週間前に多くの問題があったけど、今では少し忘れられているように思う」「僕は日本が大好きだし、日本は現在とても苦しい時期を乗り越えようとしている。だから、たくさん人々彼らのことを考えていることを示したい」「これは、日本の人々がまだ苦労していることを思い出させるためのものなんだ」ジェンソン・バトンは、ヘルメットの理想的なプラットフォームは日曜日に優勝して表彰台に乗ることだとわかっている。2009年、ジェンソン・バトンはブラウンGPでモナコGPで優勝したが、間違った場所にマシンを止めてしまい、アルベール二世からトロフィを受け取るためにピットストレートをダッシュしなければならなかった。「日曜日に優勝したら、パルクフェルメから表彰台まで走っていくよ。今度はヘルメットを持ってね」
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