ジェンソン・バトンは、2011年の開幕戦F1オーストラリアGPでは、マクラーレンはレッドブルやフェラーリに匹敵することはできないと考えている。だが、ジェンソン・バトンは前回のテストからのMP4-26の進歩に感銘を受けていると述べた。「メルボルンに着いたときに、僕たちがレッドブルやフェラーリと張り合っていたら驚くだろう」と初日のテストを終えたジェンソン・バトンはコメント。
「彼らとの走行距離、前回のテストでのペースを比較して考えると大きな要求だと思う」「微妙だろうね。でも、何事にも絶対などない。僕たちがマシンで果たしたステップにはかなり感銘を受けている」「でも、まだ十分ではない。今週、もっと多くのセットアップ作業をすれば、彼らにどれくらい近づけれるかわかるだろう。でも、開幕戦での彼らのペースは、非常につかみ所がない」ジェンソン・バトンは、マクラーレンのテストが望んでいたほどスムーズではなく、走行距離の不足によってマシンの進歩が妨げられていると認める。「テスト、走行距離、信頼性、そしてペースに関して言えば、最高のスタートとは言えない。でも、良い進歩を遂げていると思う。僕たちは最速のマシンとは言わないけど、まだ長い道のりがある。でも、今日成し遂げたことには満足している」「望んでいたほど多くのラップを重ねることはできなかったけど、マシンの感覚という面ではいくらか良い前進を果たしている」「言ったように、レッドブル、フェラーリ、それにおそらくあと1〜2チームと同じくらいの速さになるにはまだ多くの作業が必要だけど、僕たちは前進している。それは良いフィーリングだ。みんながマシンのパフォーマンス作業と信頼性に関して本当に素晴らしい仕事をしてくれているので、彼らには心から良くやったと言わなければならない」「今日は4日間のテストの初日だし、もっと多くの走行距離とセットアップ作業ができることを期待している。今日は少し制限されてしまったけど、セットアップ作業やサーキットで費やした軽い燃料、重い燃料でのラップは、前回ここでのテストで経験したものからかなり良い改善を果たしていた」「完璧ではないし、まだ開幕戦への準備はできていないけど、僕たちは前進している。それについては満足しなければならない」ジェンソン・バトンは、たとえ目標はもっと高いところにあるとしても、チームはオーストラリアではフェラーリやレッドブルの後ろにいれれば満足しなければならないと述べた」「3番目に速いチームでいることに満足することはないけど、シーズン開幕ではそれは悪い方向ではないと思う」「そのポジションから多くのことができる。ここ数回のテストと僕たちのペースを考えれば、それにかなり満足するべきだろう」関連:・F1バルセロナテスト初日:マーク・ウェバーがトップタイム・マクラーレン、衝撃的な“こぶ状ノーズ”をテスト