2021年 F1世界選手権 第10戦 F1イギリスGPの予選で11番手~20番手だったドライバーのコメント。11位:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)「今日はトリッキーだったけど、クルマにはQ3に行けるだけのもう少しのペースはあったと思う。トラフィックの管理が難しかったし、Q2のアウトラップがあまりうまくいかなかった。Q3前に脱落してしまったのは不運だったけど、今週末は新しいフォーマットだ」
「日曜日にレースをするまでにグリッドでポジションを上げるチャンスが明日もう一回ある。明日に向けて、何を学び、改善できるかを考えていく。今日の雰囲気は素晴らしかった。レースをしていることが実感できた。ファンも楽しんでくれたことを願っている」12位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)「「FP1から、いつもよりはるかにマシンバランスに苦戦していた。予選に向けていくつか変更を加えたが、十分ではなかった。Q2でのラップには満足していたけど、非常に僅差の戦いだったし、フィニッシュラインを越えたときにQ2突破に必要なタイムには届かないことは分かっていた。FP2は、スプリント予選と日曜のレースに向けて、タイヤについての理解を深める時間になるけど、いつものように全力で戦っていく。いつもと異なるフォーマットなので、何が起こるか誰にも分からないはずだ」13位:エステバン・オコン(アルピーヌ)「少しがっかりな結果だったけど、今日は全体的に満足している。ペースは戻ってきているし、クルマから最大限を出せるようになっているのでうれしい。エンストン、ヴィリー、そして、サーキットにいるみんなの先週のハードワークに感謝している。予選は最後の走行まではうまくいっていたけど、アウトラップが駄目だった。今日はQ3に行く速さがあったので残念だ。明日のスプリント予選で全力を尽くすつもりだ」14位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)「今日はかなり特殊な1日だったけど、1時間だけフリー走行を走り、そのまま予選というのは楽しかった。今回もQ2に進むだけの力はあったけど、それが精一杯だった。今日はQ3からは少し離れすぎていた。明日どうなるか見てみよう。日曜日に向けてはスプリント予選が重要になってくるし、シンプルな戦略で臨むつもりだ。1周目でポジションを上げつつ、あまりリスクを冒さないようにした。ノンストップでスタート後にポジションを上げるのは簡単ではないけど、序盤で巻き返すことは可能だと思っている」15位:ランス・ストロール(アストンマーティン)「僕たちのホームグランプリで15番手スタートは望んでいた結果ではないけど、スプリントレースのフォーマットになったおかげで明日も改善するチャンスがある。フリー走行でのクルマには完全に満足できていなかったけど、予選でQ3には届かなかったにしろ、いくつか進歩できたと思う。今日の予選前に1回のフリー走行しかないのは難しかったけど、それは誰にとっても同じだ。今夜、今日のことから学び、スプリント予選の前にある2回目のセッションを最大に生かしていきたい」16位:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)「FP1を終えてサーキットに慣れ始めたところでしたが、トラフィックに引っかかり、一度も完璧なラップにまとめきれませんでした。予選前のフリー走行が1セッションしかないので、厳しい戦いになるとは思っていました。Q1での敗退は残念ですが、かなりの僅差でしたし、最後のアタックでは再びトラフィックに遭ってしまいました。明日は16番手スタートなので厳しいとは思いますが、スプリント予選では全力を尽くして戦います」17位:キミ・ライコネン(アルファロメオ)「もっと期待していたし、Q1敗退には満足いしていない。あのラップで特に何かが駄目だったというわけではないし、単純にあれ以上はできなかった。ここからはスプリントレースに集中する。新しいフォーマットなので、そこから何が得られるかを考えたい。これまでのレースのようにベストを尽くしていくつかポジションを上げ、日曜日にもっと良い結果を得られるようにしたい」18位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)「クルマのフィーリングは良かった。バランスがあと少しウインドウに入っていれば、もっと良いラップができたはずだ。でも、全体的にはかなり満足している。ラップを終えて、最初は満足だったけど、そのあと不満が思えてきた。良いラップだと思ったのでうれしかったんだけど、遅かったので残念だった。スプリントク予選とグランプリ自体の両方でポジションを上げるチャンスがある。FP2を使って問題解決していくことに集中していく」19位:ミック・シューマッハ(ハース)「いくつか変更をして感触が良くなったので、その点はポジティブだったけど、残念ながら、僕たちの今のペースはこれがすべてだ。もちろん、いろいろとで改善できる部分はあったかもしれないけど、全体としてQ2には進出できなかった。でも、まだ仕事は終わっていない。これからもチャレンジとプッシュを続けて、頑張っていく。新しいことへの挑戦にみんなが興奮しているのを見るのは興味深かったし、スプリント予選がどうなるか楽しみだ。何台かのマシンに問題が起きれば、それを利用できるかもしれないし、僕たちにとってはチャンスだ。レースに参加している限り、今よりも少し前からスタートできる可能性があるのでそれを期待して進めていく」20位:ニキータ・マゼピン(ハース)「マシンバランスという面では、予選のパフォーマンスとしては良い方だった。オーストリアの2週目のレースではとても悔しい思いをしたので、その点では良かった。僕が参戦していたF2に少し似ているような気がする。去年、ここで初めてレースに勝ったことはF2での素晴らしい思い出だ。たくさんの共通点があるし、この環境をとても気に入っている。今週末の流れはとてもいい感じだし、金曜日なのにたくさんの人が集まってくれていた。今まで見たことのない光景だったし、あの場にいれたのは本当にすごいことだ」