ピレリは、2020年のF1世界選手権 第4戦 F1イギリスGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。ピレリは、シンガポールにC1(ハード/ホワイト)、C2(ミディアム/イエロー)、C3(ソフト/レッド)というコンパウンドを選択。決勝ではハードもしくミディアムのいずれか1セットを使用しなければならない。
ピレリによると、F1イギリスGPで最速の戦略はソフト-ハードと繋ぐ1ストップ戦略。この場合、18~22周目がピットストップのウインドウとなる。2番目に最速の戦略はソフト-ソフト-ミディアムと繋ぐ2ストップ戦略。この場合は16~18周目がソフトのウインドウとなる。予選ではルイス・ハミルトン(メルセデス/1番手)、バルテリ・ボッタス(メルセデス/2番手)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ/3番手)、シャルル・ルクレール(フェラーリ/4番手)、ランス・ストロール(レーシング・ポイント/6番手)がミディアムでスタートする。マリオ・イゾラ (ピレリ カーレーシング責任者)「昨日よりもかなり気温が低く、予選にむけて各チームは収集したデータを確認する必要があったため、午前中のFP3は特に重要なものとなった。予選のポイントは、トップ10の半数がQ2を突破するために使用したミディアムタイヤだ。上位4名のドライバーはこのコンパウンドでレースをスタートすることになる。計算上は最も速いタイヤというわけではないが、戦略上の選択肢が広がり、タイヤを酷使することで有名なサーキットで最初のスティントを長くすることができる。予選が進むにつれてラップタイムは次第に向上し、Q3ではコースレコードを2度更新することとなった」
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