シルバーストンのオーナーで英国レーシングドライバーズクラブ(BRDC)は、F1イギリスGPの開催契約を解除することを検討している。シルバーストンは、2026年までF1イギリスGPの開催契約を結んでいるが、契約には解除条項が盛り込まれており、2019年で開催契約を終了できるようになっている。
ITV は、BRDCの会長であるジョン・ブラントがメンバー宛てに送った手紙を公開。そこにはレース開催料金が“壊滅的なものになる可能性”があり、“2017年(のレース)前に解除条項を行使する意向を伝えるべきかどうか”を検討していると記されている。「理事会は2019年末に契約の解除条項を行使する意向を2017年イギリスGPまでに通知するべきかどうかを検討している。これは簡単な決断ではなく、我々は年半ばに結論に達するまで、関連する全ての影響を検討しなければならない。不振が2年続いた場合に壊滅的なリスクを負う可能性があり、我々のクラブを守る必要がある。財政的な均衡の変化がなければ、リスクとリターンの調和が取れない」ジャッキー・スチュワートは、ジョン・ブラントの警告を深刻に受け止めなければならないと述べた。「それは信頼できる脅威であり、実現することは不可能ではないと考えている」とジャッキー・スチュワートはコメント。バーニー・エクレストンは「彼らが解除条項を行使したい場合、我々にできることは何もない。他に2つのトラックが我々に連絡してきており、我々はイギリスGPを継続したいと思っている。シルバーストンに関しては、それは我々の手の中にはない」
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