ブレンドン・ハートレーは、2018年末でF1を去って以降、キャリアはとてもうまく進んでいると感じている。トロロッソ・ホンダは、2018年最終戦アブダビGPからわずか数時間後にブレンドン・ハートレーに解雇を通達。ハートレーは、2019年の計画のない状況に追い込まれた。
しかし、ブレンドン・ハートレーは、フェルナンド・アロンソの後任としてトヨタとFIA 世界耐久選手権(WEC)にフル参戦することが決定しており、古巣ポルシェではフォーミュラEチームで開発ドライバーを務めている。また、今年はフェラーリF1チームのシミュレータードライバーに就任し、さらにフェラーリとアルファロメオ・レーシングのリザーブドライバーを務めることになったと報じられている。ブレンドン・ハートレーにとっては仕事が不足することはなく、“理想的な状況”だと語る。「WECは間違いなく選択肢の1つだったし、持久力レースの歴史、ル・マンとLMP1ハイブリッドが大好きだということを考えても、最も好まれたものだった」とブレンドン・ハートレーはコメント。「潜在的な機会があることがすぐに明らかになった。僕には検討する多くの選択肢があった。、それにもポルシェ契約を保持できたし、彼らのフォーミュラEプロジェクトに貢献し、フェラーリでも仕事ができることを嬉しく思ている。とても忙しく過ごすことができた」「セブリングで同じ週末に2つのレースをやっただけだったけど、開発の役割とトヨタとのこの来シーズンのための準備で忙しかった」「昨年末以降、僕にとっては本当に理想的な状況だと思う。まぁ、理想はF1を続けることだったけどね。いつもの調子を取り戻したと感じていたし、昨シーズン末の自分はとても強かったと思う。だから、F1を続けられなかったことにはもちろん失望したよ」「でも、アブダビ後のそのニュースのなかで、現在僕が座っている状況は実際に想像できたなかで最高のものだと思う」「運がいいと言っても過言ではないと思う。自分の将来の展開には本当に満足している」