元トロロッソ・ホンダのF1ドライバーを務めたブレンドン・ハートレーが、2019年にポルシェのファクトリードライバープログラムに復帰することが発表された。ポルシェは、シュトゥットガルトでイベント『Night of Champions』を開催し、ブレンドン・ハートレーがファクトリーチームの一員として復帰することを発表。しかし、現時点でハートレーは2019年に向けて発表されたFIA 世界耐久選手権(WEC)への4台のファクトリーGTカーの正式なラインナップには名を連ねていない。
ブレンドン・ハートレーは、2014年にポルシェのワークスドライバーとなり、LMP1クラスで2回のチャンピオンを獲得し、2017年にはル・マン24時間レースを制覇。その後、トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたが、ポルシェとの関係は維持していた。トロロッソ・ホンダは、2019年のドライバーとしてダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンを起用することを発表。ブレンドン・ハートレーは、レッドブルが長期契約を破ったことを示唆している。ブレンドン・ハートレーは、ポルシェが2019/20シーズンからワークス参戦するフォーミュラEのドライバーを務める可能性が高いとみられている。ポルシェのモータースポーツ責任者を務めるフリッツ・エンツィンガーは、フォーミュラEの1人目のドライバーは“すでに決定”しており、スプリングテストを前に“まもなく発表される”と語っている。トロロッソ・ホンダを離れることになったブレンドン・ハートレーだが、ホンダとレッドブル・レーシングは成功を収めることを確信していると語る。ホンダのファン感謝祭イベント『Honda Racing THANKS DAY 2018』に“どうしても参加できなかった”と語るピエール・ガスリーは、ファンに宛てたビデオメッセージで「今年はホンダと一緒にレースに参加してきた中ですばらしい一年間を過ごすことができました。彼らの仕事への理念、モラル、価値観にはとても感銘を受けました」コメント。「ホンダとレッドブル・レーシングは、これから間違いなく大きな成功を収めることになると確信しています」
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