トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1での将来について“パニックには陥っていない”とし、運命を変えるための時間はあると語る。ブレンドン・ハートレーは、今シーズンまだ2度の10位入賞しか果たせておらず、トロロッソ・ホンダのF1シート喪失の窮地に追い込まれている。
すでにトロロッソは、2018年シーズン序盤にブレンドン・ハートレーの交代を試みているが、まだハートレーはトロロッソのシートに座り続けている。パスカル・ウェーレイン、ダニエル・ティクトゥムといった名前がブレンドン・ハートレーの後任として噂されているが、再びプレッシャーが高まっているなかで冷静さを失っていないとハートレーは語る。「パニックには陥っていない」とブレンドン・ハートレーは Newstalk ZB にコメント。「とにかく僕は自分の仕事をすることに集中している。実際に僕にできる唯一のことは速く走り、良い仕事することに集中することしかないからね」「1~2戦良いレースをすれば、見出しは非常に異なるものになるだろう。僕はまだ来年もグリッドに並ぶことを目指している」「僕には来年の契約があるし、状況が非常に素早く変化していくのは明らかだ」「ポテンシャルはあるのにうまくいかなかったことが何度もあったし、信頼し続けている」ブレンドン・ハートレーは、自身のF1シートを獲得するために完了しなければならない課題リストは与えられていないが、来年レッドブル・レーシングへの昇格が決まっているチームメイトのピエール・ガスリーのパフォーマンスを上回らなければならないことは承知していると語る。「彼らは僕に明確な目標を与えているわけではない。結局のところ、大部分の時間はチームメイトと競い合ってきたし、残りのシーズンもそうなるだろう」「必ずしも彼は常に大きく速いというわけではないけど、何度か素晴らしいレースをまとめているし、ポイントを獲得してきた」「過去数戦では僕たち二人ともポイントを獲得していないし、僕たちにはそれができるクルマはなかった」「過去数戦がそうだったけど、クルマにポイントを獲得する十分な速さがない場合、そこも注目されるだろう」ブレンドン・ハートレーは現在2ポイントの獲得でドライバーズ選手権19位、チームメイトのピエール・ガスリーは28ポイントの獲得で13位につけている。