トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、2018年のF1世界選手権 第14戦 イタリアGPへの意気込みと舞台となるモンツァ・サーキットについて語った。「モンツァでは過去に成功を収めているよ! ヨーロッパの選手権に行く途中でフォーミュラ・ルノー2.0でそこでレースに勝ってるし、F3でも表彰台を獲得している。LMP1ではテストをしたことは覚えているけど、レースをすることはなかったね」とブレンドン・ハートレーはコメント。
「モンツァには巨大な歴史があるし、あの場所に着くとすぐに特別な雰囲気を感じることができる。初めてF1カーで走るのを楽しみにしている」「モンツァは到達スピードで有名だけど、F1ドライバーとして何度も速いスピードで走っているので、時間の経過とともにそのようなスピードに麻痺してしまっているのは確かだ。今はダンパーとサスペンションがかなり良くなっていてクルマはかなり安定しているし、高速性もあまりわからなくなってきている。でも、全チームがモンツァ仕様の空力パッケージを走らせるし、モンツァではそれを拭い去ることができるほどのローダウンフォースで走行するので、アスカリ・シケイン、パラボリカ、350km/h以上でブレーキを踏むのは素晴らしい経験になると思う」「他のクルマに続いたり、彼らのスリップストリームに入ったときに失うダウンフォースは少ないので、実際にさらに良いレースが生まれるかもしれない。通常、僕たちはずっと多くのダウンフォースとグリップがあるし、いろいろ修正しているので、クルマに乗っているときは多くのように感じていたとしても、スライド量などが常に観客に見えるわけではない。だから、ローダウンフォースで走るモンツァのようなトラックでは、それらの問題がもっと明かになると思う。ダウンフォースが少ないことで制動距離は長くなるし、特にフロントブレーキーがロックしやすいので、より多くのオーバーテイクの機会を生み出すだろう」「ある意味でそれは僕たちにとって少しチャレンジングになると思うし、楽しくなるのは確かだね。あの場所ではレースクラフトが常に役割を果たすし、天候が要因になることもある。楽しみにしているトラックだ。僕たちトロロッソにとってはホームレースだ。それ以外の観客の中にも多くのトリコロールの国旗が見られると思う」関連:2018年 F1イタリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール