トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1中国GPでQ2進出を果たしたものの15番手でセッションを終えた。初日はマシンに鳥が衝突するというアクシデントにとってフロントウイングとフロアにダメージを負って貴重な走行時間を失ってしまったブレンドン・ハートレーだが、チームは土曜日までに問題点を解決させてセッションに挑んだ。
しかし、トロロッソ・ホンダは土曜日にさらに苦労することになる。ブレンドン・ハートレーは予選Q2に駒を進めたものの、15台中最下位でセッションを終了。ブレンドン・ハートレーは、中国での苦戦の理由に風の影響を上げた。「昨日マシンに小さな問題があったが、昨夜のうちにそれを解決できた」とブレンドン・ハートレーはコメント。「ただ、バーレーンの時に比べて、僕もピエールもトラックの攻略に苦労している。寒さや風などさまざまな要因があるように思う。メルボルンの時もそうだったが、他のチームのマシンに比べて風に弱いようにも感じている。なぜバーレーンの時にはいい走りが出来ていたのに、ここで同じような力強い走りを出来ないのか解明しなければならないが、このことは同時に中団チームの実力がいかに拮抗しているかを表していると思う」「このトラックはオーバーテイクやバトルが起こりやすいレイアウトだし、明日は気温が上昇し、今日よりもいいコンディションになりそうだ。レースでは、気温や風といった要因で戦況が大きく変わる。今のF1マシンはそれほど繊細だ。15番グリッドからもポイント獲得を狙えるし、ポジティブに捉えている。ともかく、今日は自分の仕事にはまずまず満足している」関連:・ホンダF1 「チームとしては残念な予選結果だがパワーユニットは順調」
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