2026年にF1へ参入するキャデラックF1チームで、バルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスがチームメイトとしてタッグを組む。1年のブランクを経て復帰する2人は、新チームの船出を支える経験豊富なコンビとなる。ボッタスは2017年から2021年にかけてメルセデスでルイス・ハミルトンのチームメイトを務め、通算10勝・20回のポールポジションを記録。メルセデスのコンストラクターズタイトル5連覇に大きく貢献した。
一方、ペレスはこれまでに6勝を挙げ、そのうち5勝をレッドブルで記録。2022年と2023年にはチームのタイトル獲得に貢献している。ペレスとの関係とチームへの期待「彼も僕と同じくらいワクワクしていると思う。彼はこの1年で少しリフレッシュできたようだし、家族との時間も増えたようだ」とボッタスはCrash.netの独占インタビューで語った。「僕たちは本当に良いチームを作れると思う。お互いに協力できる関係を築けるし、チームのために全力を尽くすことができるはずだ。これからの数年にとって、それが最も重要なことだと思う」かつて2021年の激しいタイトル争いでライバルチーム同士として戦った2人だが、ボッタスはペレスに対して常に敬意を抱いてきたという。「彼はいつも良い人だったし、僕に対しても親切だった。僕は彼をずっと尊敬している。彼は話しやすく、協力的なタイプだと思うし、僕も同じだ。だから問題ないと思う」チーム最優先の姿勢を強調経験豊富な2人を揃えたキャデラックF1チームには、大きな注目が集まっている。強力なチーム内バトルが期待される一方で、ボッタスは「まずチームを前進させること」が最優先だと強調する。「僕たちにとって最も重要なのは、一緒にチームを前進させること。お互いに競い合うことに時間を無駄にすべきではない」とボッタスは語った。「その理解は僕たち2人に共通していると思う。もちろん、接戦になればお互いを高め合える。それが理想的な関係だね」分析:キャデラックF1チーム、初年度から堅実な布陣キャデラックF1チームが初年度に選んだのは、通算16勝を誇るベテラン2人。経験と開発力を兼ね備えたコンビは、新規参入チームにとって理想的なスタートを切る要因となる。ペレスはタイヤマネジメントとレース戦略で知られ、ボッタスは開発志向と安定した予選力が強みだ。両者が「チーム最優先」で動くことで、キャデラックF1チームは早期に競争力を築く可能性が高い。Source: Crash.net
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