バルテリ・ボッタス(ザウバー)は、金曜日に行われたF1マイアミGPスプリント予選でオスカー・ピアスリ(マクラーレン)とのインシンデントに3グリッド降格処分を受けた。ピアストリはフライングラップ中、ターン1手前のレーシングラインをゆっくり走行していたボッタスに接近し、両車とも回避行動をとらざるを得なくなった。
セッション終了後、両ドライバーとそれぞれのチーム代表がスチュワードのもとに呼び出され、ボッタスとザウバーは、チームがピアストリが接近していることを警告していなかったことを認めた。そのため、このインシデントに関しては彼らに過失があるとみなされ、ボッタスには次のスプリントレースで3グリッド降格の処分が下された。スチュワードは聴聞会後のメモの中で「他のドライバーを不必要に妨げるような状況に置かないようにする主な責任はドライバーにある」と述べた。彼らは「77号車はレーシングラインをゆっくり走行していたため、このような事態を招いた 」としながらも、チームがボッタスにピアストリが接近していることを伝えなかったことは 「チーム側のミスであり、インシデントに大きく貢献した 」と認めた。予選で18番手につけていたボッタスは、ペナルティによって20番手まで後退。これにより、ローガン・サージェントとアレックス・アルボンのウィリアムズペアがそれぞれ18番手と19番手に浮上した。
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