バルテリ・ボッタスは、F1以外への投資は2つの利点があると言う。必要なときにスポーツから気持ちを離すことができ、F1後の人生の準備に役立つからだ。ボッタスは2013年からF1に参戦しているベテランである。しかし、2017年から2021年までメルセデスで活躍し、グランプリで10勝を挙げたことが、現在のような経済的な安定をもたらした。
長年にわたり、ボッタスはいくつかの有利なエンドースメント契約を結びましたが、彼はまた、母国フィンランドの『カヒワコーヒーロースター(Kahiwa Coffee Roastery )』から、『オースジン(Oath Gin)』というジンラベルとのコラボレーション、不動産分野などの他の投資まで、さまざまなビジネスベンチャーに個人資産をつぎ込んできた。ボッタスは、ビジネスが経済的な利益につながるだけでなく、レースウィークエンド以外ではF1から離れることができ、グランプリドライバーとしてのマインドをリフレッシュすることができると語る。「僕にとっては重要なことなんだ」と現在はアルファロメオF1チームに所属するのボッタスはオーストリアGPの週末に説明した。「レースウィークエンドに来ると、かなりリフレッシュしていると感じている」「ここ数日はジン・レーベルのために働いていて、今はレースに専念しているんだ。僕にとっては、うまくいっているんだ」F1ドライバーの仕事は、レースの週末だけでなく、チームの本拠地に戻ってのテクニカルブリーフィングやシミュレーターセッション、移動中のPR活動など、多岐にわたる。F1ドライバーの通常のスケジュールをこなしていると、他のことに時間を割くことはほとんどできない。しかし、ボッタスは、自分の身の回りのことに目を向ける時間をいつも見つけているという。「『よくそんな時間があるね』と聞かれることもある。でも、オフの週もあるし、レースの間にシミュレーターの日やスポンサーの日があっても、夕方には個人的な時間がある」「だから、僕にとっては、他のことに集中できるようにすることが重要なんだ」。そして、ボッタスのビジネス・ベンチャーの最終目的は、彼のスポーツ人生が終わったときに生じる、避けられない空白を埋めることにある。「数年前から、さまざまなものに投資するようになった。他のこと、他の情熱を持ってキャリアを積むことが重要だからだ」とボッタスは語った。「もし、F1から脱落して何も持っていなければ、あれほど多忙なスポーツに身を置いていた後でも、かなり慌ただしく感じるだろう。だから、確かに、それは良いことだと思う」
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