メルセデスのバルテリ・ボッタスは、今が自分のキャリアで“最も困難な時期”だと危機感を募らせている。今年、メルセデスに加入したバルテリ・ボッタスは、第4戦F1ロシアGPでキャリア初勝利を挙げ、第11戦ハンガリーGPで2勝目を挙げ、タイトル争いに名乗りを上げた。F1シンガポールGP前には2018年もメルセデスに残留することが発表されている。
だが、最近では苦戦を強いられており、過去9レースで7回の表彰台を果たし、F1マレーシアGPでも5位入賞を果たしたものの、優勝したチームメイトのルイス・ハミルトンから40秒遅れでフィニッシュしている。バルテリ・ボッタスは、すぐに巻き返しを図らなければならないと語る。「今は僕のキャリアで最も困難な時期だ」とバルテリ・ボッタスは語る。「とにかくいいパフォーマンスを見せたいけど、様々な理由によってそれができないときがある」「ここ最近のレースでのルイスはとても強いし、僕たちの間の差が広がり続けていることを考えれば、僕自身に対してかなり多くの疑問が浮かんでくる」 「すぐに巻き返さなければならないのは間違いないし、今回のようなレースを続けることは誰にとっても良いことではないだろう」 F1マレーシアGPの予選を5位で終えたバルテリ・ボッタスは、キミ・ライコネン(フェラーリ)が決勝のスターティンググリッドにつくことができなかったため、実質4番手からスタート。好スタートを決めて、1コーナーまでに2番手まで浮上しかけたバルテリ・ボッタスだったが、その後はペースに苦しみ、ダニエル・リカルド(レッドブル)を抑えることができなかった」 「メカニカル的には僕たち2台は同じセットアップだった。唯一の違いは空力パーツだけだった」とバルテリ・ボッタスは説明。「特にフロントエンドに苦労していたけど、このようなケースは今年これまで全くなかった。コーナーの途中でクルマをターンさせるのが難しくなっていた」「僕はトレッドの表面を簡単にオーバーヒートさせてしまいがちだし、タイヤのバルク温度とトレッド温度がかけ離れすぎると、かなりのグリップが失われてしまう」 「高速コーナーでは4輪全てがスライドしていた。もっと速く走ろうとするとさらにスライドしてしまい、さらにタイヤ温度に苦しむことになった」バルテリ・ボッタスは、この苦境から脱却することを望んでおり、それができなければ厄介な状況になっていくかもしれないと危機感の募らせている。「このスポーツはメンタル的にデリケートだ。おかしな話に聞こえるかもしれないけれど、F1は精神面がものすごく影響するスポーツだし、最速になりたければ、精神的に完全に乗っていなければならない」「マシンに乗り込む時に100%の状態でないのは決して良いことじゃない」
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