バルテリ・ボッタスは、メルセデスのF1ドライバーとして本格始動。今季の相棒となるW08はこれまでのマシンと“かなり違うと興奮気味に話した。引退したニコ・ロズベルグの後任としてウィリアムズからメルセデスに移籍したバルテリ・ボッタスは、プレシーズンテストでメルセデスの午前中のテストを担当し、スペインの観客に新車を披露した。
先週のシルバーストンでシェイクダウンを行った後、初めてW08をプッシュする機会を得たバルテリ・ボッタスは、空力調整と幅広タイヤを得たクルマから提供されるグリップとダウンフォース量に驚いたと認める。「去年とはかなり違うと言わなければならないね」とバルテリ・ボッタスはコメント。「新しいレギュレーションを明らかに感じることができるし、クルマは多くのグリップが備わっている」「いずれにしろ、完全に異なるクルマであることは明らかだ。ウィリアムの挙動ともまったく違う。それでもクルマはクルマだ。エンジン、4つのタイヤ、ステアリングが付いている。そうだね、テストはとても楽しかったよ。いい感じだった。予想通り、コーナーで速くなっていたね」「トラックで他のクルマを見るのも大好きだ。素晴らしいルックスだね。午前中の良かった点は、レース距離以上を走り、まったく問題が発生しなかったことだ」メルセデスは、クルマのパフォーマンスを向上させていく前に、まずは信頼性を保証するために出来る限り多くのマイレージを稼ぐことに集中している。だが、バルテリ・ボッタスは、走りだしのパフォーマンスに感動したと語る。「メルセデスは冬の間に驚くべき仕事をした。もちろん、僕は1ヵ月前くらいに開始したばかりだけど、目にしたものはとても印象的だった。クルマの走りは感動的だった。このままでいることを期待している。今の僕たちにとってのメインはマイレージを稼ぐことだ。今後問題が起こるのであれば、それらを見つけ出せることを願っている」「半日でレース距離位ジュを走れたのは良いことだと思うし、それが僕の目標だった。後から問題に見舞われるのは嫌なので、今はマイレージを稼ごうとしている」バルテリ・ボッタスは、午前中に79周を走行して2番手タイムを記録。午後はルイス・ハミルトンが走行してトップタイムを記録。バルテリ・ボッタスは総合6番手タイムだった。2017年 F1バルセロナテスト 初日:ルイス・ハミルトンがトップタイム
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