ウィリアムズの最高技術責任者を務めるパット・シモンズは、バルテリ・ボッタスはチームにとって“重要”であり、メルセデスには渡せないと述べた。メルセデスは、ニコ・ロズベルグの後任ドライバーとしてバルテリ・ボッタスの獲得に動いており、取締役会もルイス・ハミルトンのチームメイトとしてバルテリ・ボッタスにゴーサインを出したとされている。
しかし、ウィリアムズはバルテリ・ボッタスと契約を結んでおり、さらに2017年にチームメイトを務めるのは新人のランス・ストロール。報道によると、メルセデスは、ウィリアムズにバルテリ・ボッタスの契約解除を求める代わりに、エンジン代金の割引し、パスカル・ウェーレインを差し出すというオファーを出したが、ウィリアムズはそれを拒否したとされている。パット・シモンズは「来年はF1経験がないランス・ストロールがデビューすることになっており、ボッタスを引き止めることが我々の成功にとって極めて重要だ。彼を失えばチームに多大な影響が出る」と La Gazzetta dello Sportに語った。2016年にバルテリ・ボッタスのチームメイトを務めたフェリペ・マッサは、シーズン限りでF1を引退しており、パット・シモンズは、2017年の新しいレギュレーションに対するリファレンスとして、少なくともドライバーを1人は残すことがウィリアムズには不可欠だと語る。 「人々はしばしばチームの継続性を過小評価する。ドライバーはエンジニアとデータをつなぐのに必要な最後のリンクだ」 「1人であれば交代させても構わない。だが、もう1人はリファレンスとして必要だ。2017年の規模のルール変更があるシーズンであれば、なおさらだ」メルセデス、バルテリ・ボッタス獲得にむけてウィリアムズと交渉
全文を読む