2010年のF1参戦リストにザウバーが掲載されないとの報道が広まっている。“Blick”と“Auto Motor und Sport”は、トヨタがコンコルド協定を破ったことに対する罰金1億5,000万ドルを回避するために、参戦権をステファンGPに譲ることを検討していると報じている。ステファンGPは、2010年と2011年に年間500万ユーロでトヨタのエンジンとケルンの施設を使用し、その後セルビアに移転すると報じられている。
"Auto Motor und Sport" は、トヨタの技術責任者パスカル・バセロンとドライバーの小林可夢偉が、500万ドルのトヨタのスポンサーシップとともにステファンGPに加わる可能性を報じており、TF110の設計も利用するかもしれないとしている。しかし、FIAの暫定参戦リストにでのトヨタの立場は条件付となるようで、最終決定は12月中旬に開催される世界モータースポーツ評議会で下されるとされている。ただし、疑わしい投資家カドバックが去ったため、他チームが2010年グリッドを13から14まで拡大することに全員一致で同意する可能性があるため、ザウバーの参戦が実現する可能性もまだ残っているとみられている。
全文を読む