BMWのマリオ・タイセンは、来年ザウバーがF1グリッドに並べるかはまだわからないと語る。BMWが撤退を決定し、コンコルド協定に調印できなかったザウバーチームは、最後のグリッド枠をロータスに奪われた。その後、トヨタのF1撤退によりグリッド枠はひとつ空いたが、マリオ・タイセンは、まだFIAから何の知らせもないと語る。
「状況は変わっていない。チームはまだグリッド枠を得られていない。得られることを期待しているが、まだだ。この遅れによって、ドライバーやスポンサーとの交渉が難しくなっている」FIAは、2012年までF1参戦を確約するコンコルド協定に調印した数ヶ月後にF1から撤退したトヨタに法的措置をとることを検討しており、それまでFIAは13番目の参戦枠の問題を解決できない。トヨタには高額の罰金が科せられるとみられている。またマリオ・タイセンは、ザウバーチームの状況が明確になるまで、自身の将来も決定しないと語る。「新チームが無事に立ち上がり、すべてが解決したと自分の将来を決めるつもりだ」噂ではマリオ・タイセンはBMWを退職し、新生ザウバーチームのポストに就くとされている。関連:カドバックのザウバー買収、実は崩壊寸前? - 2009年11月23日
全文を読む