BMWザウバーのマリオ・タイセンは、ディフューザーに対するFIAの決定が、今シーズンに意図されたダウンフォースレベルの削減にF1が到達しないままにさせると警告した。BMWザウバーは、ダブルデッカー・ディフューザーに抗議したチームの1つだった。しかし、FIA国際控訴裁判所は問題のディフューザーを合法と承認。フェラーリとレッドブルと同様、BMWザウバーもディフューザーを再設計しなければならないことを認めた。
「我々は国際裁判所の決定を受け入れるつもりだ」とタイセンは語る。「今回の判決によっては、レギュレーションの適用性が明瞭になった」「しかし、それは新しいレギュレーションを作成したときにオーバーテイク・ワーキング・グループによって意図されたダウンフォースとコーナーリングスピードの削減を達成しない。同時にこの決定は、7チームがマシンを必要な変更を実施すために大量に投資しなければならないことを意味している」関連:FIA、問題のディフューザーを合法と判断 - 2009年4月15日