BMWザウバーは、F1日本GPで、ロバート・クビサが6番手、ニック・ハイドフェルドが16番手だった。BMWザウバーのドライバーには、大きな差がついた予選だった。グリップが不足傾向にあったBMW F1.08だが、ロバート・クビサはこれを乗りこなし、6番グリッドを獲得。一方、ニック・ハイドフェルドは、勝負所でのタイヤ選択をミス。Q1で履いたし16番手からのスタートという苦しい立場に立たされた。
ロバート・クビサ (6位)「昨日はグリップ不足に苦しんだので、昨晩と今朝の雨でラバーが洗い流されてしまい、明らかに僕たちの助けにはならなかった。マシンのバランスは良かったけど、やはりグリップが不足していた。できる全てにトライしたし、これが僕ができたベストだ。この状況では6位は悪くないね」ニック・ハイドフェルド (16位)「Q1の2回目の走行でハード側のコンパウンドのままでいたことが間違った決断だったことを今は分かっている。1セット目での最初の走行の後で、プライムタイヤで改善できると思ったので、もう1セット使うというリスクを冒した。実際にボクはタイムを向上させたし、コンマ5秒ほど速くなったけど、それでも十分ではなくて、コンマ1秒差でQ2に届かなかった。ロバートはそれをやってのけた。もちろん、こんなに後ろからではレースで何かを成し遂げることはとても難しいだろう。でも、F1で起きたあらゆることを見てきたので、諦めるつもりはない」